今はまってるドラマ:『ダウントン・アビー(Downton Abbe)』に日本文化を見つけてちょっとワクワク

Amazon Primeで『ダウントン・アビー』という長編TVドラマを観ました。

~概要(公式サイト作品紹介より引用)~
イングランド郊外にたたずむ大邸宅“ダウントン・アビー”で暮らす貴族グランサム伯爵一家の内情を、センセーショナルかつ当時の社会背景を盛り込みながら描いた「ダウントン・アビー」。

貴族といえは、豪華な家や調度品、多くの使用人たちに囲まれた優雅な生活。という印象があるけれど、貴族と言えども人間。使用人と言えども人間。

ドラマとしてもすごく興味深かったし、登場人物も基本的にみんな好きになれます。

悪事を働く人間もいるけれど、みんなそれなりにちゃんと淘汰されて消えていくので理不尽さにイライラする時間も短くて済む。

シーズン6まである長編ドラマだけど、めずらしく”中だるみ”することなく、時間がある限りずーっと見続けてしまいました。ついウルウルすることも多々あり;;

このドラマ、すごいのはそのお屋敷も調度品も現存のお城。(もちろん今でも本物の当主はいらっしゃる)

それがとても眼福です。

あと、使用人の行動などもすごく興味深く見ることができます。

ドラマの中身より、お屋敷の調度品、家具、使用人たちの画面端の行動、所作などをずーっと見続けてしまうことも多々あり。(当然映るべくして映っているんだと思う)

そんな中、特に興味を引いたのが、伯爵家の長女メアリーの自室での装い。

寝る前は専任の侍女(メアリー)とともに寝支度を整えるのだけど、ドレスを脱いだ後に着るガウンが、どう見ても「女仕立ての着物」なんです。

”女仕立て”と強調するのは、そのガウンはちゃんと身八つがあって、袖には振りがあるからです。形を真似るだけなら、身八つのない男仕立てになりそうなものだし、袖の下が長い(振りのようなデザインの)ドレスやガウンはいろいろあるけれど、これは間違いないと思いました。

この写真、間違って身八つから左腕が出ちゃってますね;; 袖口はその右側に見えます。これね、着物着る時はみなさん、やったことがあるはずw もちろん、すぐ気が付くけれどww

この一瞬前のカットではちゃんと袖口に左手が入っているので「別カットなんだなぁ」と思いつつ、ちょっと笑ってしまいました。

このガウンは柄も桜で日本風。 他の日のシーンではもっといろいろな素敵な柄のガウンなんだけど、やっぱり後ろからみたら袖に振りがあったりして、着物仕立てに間違いないなぁと思いました。

でも、衿はかけ衿があるわけでもなく、一般的な浴衣の棒衿より細身のようだし、丈も普通のガウン丈なので、これは着物の仕立てを応用したガウンなんだと思います。

時代としては第一次世界大戦直前から、戦後の話なので、日本だと明治大正時代かな?

その頃はすでに日本との外交で着物文化がイギリスに伝わっていたのかなぁと、興味深く思いました。

これは興味を引いた一例だけど、それ以外でもこういう上流社会の文化を覗き見るのがとても好きです。自分も持ちたいとか住みたいとかは全く思わないんだけれど。

そういえば戦後、貴族が没落して領地や屋敷を売りに出すことが多くなった社会で、グランサム伯爵一家は資金確保のため『ダウントン・アビー』を一般公開することがあったんですが、その中で当主の寝室に迷い込んだ一般市民の子供が病気療養中でベッドにいる当主に「もっと落ち着いたところに住みたいと思わないの?」という素朴な質問を投げかけるシーンがあります。

グランサム伯爵一家は「ダウントン・アビー」で暮らしたことしかないから、そんなこと夢にも思ったことがない(一般市民が思う”落ち着いたところ”を知らないとも言う)んだけど、私は「そうだよね~」とその子供に同感してしまいましたww

『ダウントン・アビー』 画面を見ているだけでも興味津々なので、今後もPrimeで観られる間はヘビロテで観ることになりそうです。

コメント